2009-01-01から1年間の記事一覧

ラグビー世界大会10年後

2019年の文字をを見たとき、それが10年後だとピンとこなかった。そんな先の話が出てくるとは思っていないし、年を取ると今年が西暦何年かが瞬時に意識出来なくなるせいだ。年や月だけでなく日もきっぱりと切れ目が出来なくなってしまう、「去年今年」…

言語隠蔽効果

実験心理学には○○効果、△△理論が多すぎる気がします。このhttp:http://miwalab.cog.human.nagoya-u.ac.jp/database/resume/2008-09-11.pdf//</a>ttp://" target="_blank" title="言語隠蔽効果">言語隠蔽効果もきちんと観測されたのかあやしい部分は残るようです…

ツールド・フランス

今大会、ゴールまで中継を見ることがげきたのは1ステージだけだった。カベンディッシュが勝ったが、彼は5、6ステージ勝ってるから一層どのステージだかわからない。 新城の5位も別府の7位(?)とシャンゼリゼのアタックもみんなニュースだった。パリに…

行動観察

大阪ガスが「行動観察研究所」を立ち上げたそうです。エスノグラフィーというよりインタビューという手法の限界をはっきりさせ、それを越えようとする意図と理解しました。だいぶ古い話ですし、自分が直接タッチした仕事ではないのですが行動観察で「ユリイ…

ミラーニューロンの発見

ほぼ同時に、ミラーニューロン発見者本人の本も出たようですが、こっちの方がわかりやすそうっだたのでこっちだけ買いました。(安かったし)ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ新書juice)(2009/05)マルコ イアコボーニ商…

ナンパを科学する

タイトルが面白くて読みましたが、看板倒れでした。 著者は「ナンパ」されやすいタイプで、周囲には美人で色っぽいにもかかわらずナンパされた体験がないか少ない女性もいて「なぜだろう?」が出発点だったそうです。ナンパを科学する ヒトのふたつの性戦略(…

「あたりまえ」を疑う社会学

好井裕明さんの2006年の光文社新書です。サブタイトルは「質的調査のセンス」です。マーケティングのエスノグラフィーを考えるに当たって読み直しました。社会学でのフィールドワークの聞き取りに3つのタイプがあるということで、桜井厚さんの「インタビュ…

ミラーニューロン

マカク族のサルの脳に電極を埋め込んでF5運動野を研究していたイタリアの研究者が、サルの目の前でコヒーカップを掴んだら、サルのシナプスが発火した。これがミラーニューロン発見のきっかけとなったそうです。強引アナロジーで、これがエスノグラフィー…

エスノグラフィー

最近の流行らしいエスノグラフィーに関して、早めに追いついておこうということと、できれば自分達の新商品にしようという魂胆からカテゴリーを設けました。 40年も前ですが一応社会学専攻でシュッツの「現象学的社会学」は読んだはずですし、ゼミはまさに…

「買う気」の法則

広告崩壊時代のマーケティング戦略と副題のある山本直人さんという博報堂にいらっしゃった方のアスキー新書です。広告作業の流れとして「総合戦略立案」と「メディアプランニング」は広告主側で行うべきで(行うようになり)広告会社は「クリエイティブ」と…

小悪魔ageha

Gigazineの7月14日に小悪魔ageha編集長のインタビューがありました。 久々に感動ものでした。 冷たい社会(世界)から熱い社会(世界)への反撃。当然、反撃している意識はなく。を感じました。http://gigazine.net/index.php?/news/comment…

ワンフレーズ選挙

都議選は予想外(予想通り)の民主党の圧勝で終わりました。いろいろ分析はあるのでしょうが、小泉さんの郵政選挙で話題になったワンフレーズを考えてみます。熱心に選挙戦を見ていないので間違っているかもしれませんが、今回は民主が「政権交代」、自民が…

研ぎ出し蒔絵

昨日、友人の漆作家の個展を見てきました。研ぎ出し蒔絵というハイテクとは真逆の手法です。簡単に言うとベースに黒漆を塗り、なま乾き状態の上に金粉、金箔、螺鈿、ウズラの卵殻、などで絵を描いて、その上から黒漆を塗って、炭で削って研ぎ出して、下の絵…

キリンとサントリー

ショッキングなニュースでした。日経の解説ではインペブ、ネスレ、コカコーラなどの世界企業と戦わざるを得ない将来に備えてのものということです。鉱工業、運輸業が世界規模の競争になるのは当然ですが、(ほんとに当然かは理解できていない、そうかなっと…

悲観主義、楽観主義、傍観主義

慶応大学の池尾和人先生のコメントからの孫引きです。アランのことばだそうです。 「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ」深い〜い。です。いろいろ考えます。

ブラックスワン

ベル型カーブ → 閉じた世界 → 計画・予測 → 大きな政府 → 集産主義 → 黒い白鳥 マンデルブローカーブ → 拡張可能 → おおまかな予想 → 小さな政府 → 自由主義 →黒い白鳥を予想ベル型カーブ → 定量調査 → 誤差計算 → 過去の確認 → 線型予測 → 平凡なコンセプト…

しけのよおばれ

昨夜は月食だった、と今朝の食卓で言われた。言った本人ももちろん見てないマスコミ情報。そういえば昨夜も一昨夜も夜になると雲が切れて淡い黄色の丸い月が出ていた。それが今朝も朝から梅雨らしい雨がパラついている。40年以上前、93歳?で亡くなった…

新城、別府

昨夜も残り60キロくらいで寝てしまった。前日は新城がステージ5位という驚異的なゴール前を見せたが、昨日は58位だったらしい。その代わりといっては失礼だが別府が8位で、参加するだけかと思っていた日本人2人が大活躍しているのに酔いと睡魔には勝…

立小便

昨日、埼玉方面の田んぼの中の道をドライブしていて、我慢できず立小便しました。車を止めて外に出ると遠くに高速道路は見えるものの音はほとんど聞こえません。田植えも終わって静かな田んぼが広がる中、道路の側溝は灌漑用の水路もかねているらしく、結構…

貧乏慣れ

トヨタの工場が休日出勤するようになって、我らが生息するロングテールの先に不況の衝撃波が伝わってきました。うちのようなところにも就職希望者がポツポツと面接に来ています。失職・失業のフリーホールが始まったようです。派遣切りはいうに及ばず正社員…

R25式モバイルサービス休止

7月いっぱいで中止、撤退となるそうです。 Webサービスは課金が難しいのでしょうね。広告で食うならトップシェアを取るしかない、「総取り」の世界。Webはロングテールと言いますが、Webそのものでの商売にはシッポはないのかも。紙のR25も意外…

ピナ・バウシュ

ピナ・バウシュが68歳で亡くなったそうだ。 1982年、国立劇場でカーネーションを観たのが初めてで、数年間は来日公演のたびに見に行っていた。それが「彩の国芸術劇場」という埼京線の駅から歩けないほど遠い劇場で公演するようになってみに行かなくな…

情緒的価値

商品の情緒的価値がテーマになりだしたのはいつからでしょうか。リサーチャーも情緒的価値を把握しようとし、マーケターは情緒的価値こそがブランディングの基本だと言ったりします。プリウスに乗る(買う)ことの価値は低燃費による経済的価値と地球環境に…

仲間

この年齢(アラ還というらしい)での訃報にはいろいろと考えさせられものが多くなる。ある仕事で一緒になった人が亡くなった。自分より早く独立して1人でやっていた。あるプロジェクトの助っ人という同じ立場で何回かいっしょになって言葉をかわし、「なん…

マイケルジャクソン

ネット検索でいちいち確認するのがめんどうなので記憶だけで。たぶん60年代後半、NHKテレビの「アンディウイリアムスショウ」でジャクソンファイブとして歌って踊って(タップ?)アンディにインタビューされて、はにかんで、お兄さんが助け船を出して…

嗅ぎ分け

何年かぶりで吉行淳之介を読んでいる。もう、ほとんど読みつくしているはずだし、同じような文章をあちこちで書き散らかしている作家なので、何を読んでも既視感があるが年月をおいたおかげで新鮮に読めている。 戦争が始まった学校の風景で、校内放送のスピ…

アニマルスピリット

アカロフとシラーの話題の本。 マクロ経済学は勉強したことないが、ここで書かれているようなことは毎日のように消費者にインタビューしている我々には当たり前過ぎる。資本主義の中にいる消費者個人はアニマルスピリットの固まりでマクロ経済学が想定してい…

収斂進化

WiredVisionには信じられない美しい写真が時々載る。 これも、 これはカエデの翼果の動きのシュミレーション写真だそうです。 さらにつぎのようなことが書かれています。翼果落下時の空気力学的な効率は、標準的な飛行機の翼やヘリコプターの羽根…

民主党政権

支持率が2割を割り込んでも相変わらず「皆さんの意見をよく聞いて適切な判断」としか言えない麻生政権は末期症状といえ、発足当時から末期の様相でした。 ここでいよいよ民主党政権の誕生でしょうか。政権交代といってもそのこと自体を目的化してしまった政…

False Dawn

4月23日、我が日銀の白川総裁がニューヨークでの講演で、「世界景気は底を打った」という認識にこの表現で警告を発したと「日経ビジネス」に出ていました。世界は「偽りの夜明け」かとタイトルされています。原油先物を始め商品相場の上昇基調=各国中央…