2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

FGI対象者のペルソナ

油谷遵『マーケティングサイコロジー』p136 被面接者の分裂 分裂という恐ろしい表現を使っていますが、簡単にはFGI出席者の中での「困った人たち」のタイプ分けのことです。 油谷さんはまず、1人の対象者としての振る舞いとグループの中での振る舞いに…

モデレーターのインサイト

油谷遵『マーケティングサイコロジー』p87に面接主体(モデレーター)の分裂という記載がある。 モデレーターは以下の6つに分裂させられる。(6つの役割を持つ) 1.1人の出席者 2.観察者 3.分析者 4.調整者(司会者) 5.報告者 6.統制者 6の統制者とは…

生活心理分析とインサイト

油谷遵『マーケティングサイコロジー』(1984)にあるように生活心理分析は油谷さんの造語である。 彼は生活者の生活を「まるごと」把握することを目的としていた。 そのために 生活構造分析 生活行動分析 生活心理分析という図式を提起した。生活構造分析は…

マーケティングインサイト

30年以上前に読んだ記事を記憶だけで書いてみる。ネスレだったかゼネラルフーズだったか忘れたが、インスタントコーヒー(IC)を発売した当時、ターゲットは忙しいワーキングマザー(当時は共稼ぎ主婦と言った)とし、朝のあわただしい時間帯でもきちん…

ペルソナは彫像

第19回アウラセミナーでペルソナを作った。 コンセプトは「ママ友のスターバックス」で、結婚してスタバを卒業した主婦のスタバ再入学によって来店客増をねらう。或いは新業態の開拓という設定でペルソナを作ってみた。 自分も含めてペルソナビルドの過程…

ダンバー数はホントか?

ダンバー数が気になって本を買ってしまった。 読んでみて、ホントか?という疑問が大きくなった。友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学(2011/07)ロビン ダンバー商品詳細を見るまず、進化心理学に偏見が大きいのかもしれないが、読んでいて「血…