2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

南向き斜面に眠る

お彼岸に行けば、春のお彼岸まで墓参りなんぞには行かないのだが、フっと気が向いてチャリで出かかけた。 父親の墓には父親の両親と父親の弟(一生独身)と本人が入っているはずである。 だから、たぶん生前に自分で購入したのだと思う。ことによったら祖父…

ハイコンテクストを演出して、ローコンテクストな分析を行う

與那覇潤『日本人はなぜ存在するか』の中に「グローバル化とは、ハイコンテクストだった社会(日本)がローコンテクストな状態に移行していくこと」と書いていた。 英語ができようができまいが関係なく、コンテクストを共有しない他人や集団に対して自分の立…

アクティブインタビューの「場」

場の理論というと宇宙物理学を思い起こすが、社会学にも「場の理論」というのがある。 個人や集団の行動は、その個性・特性だけでなく、それがおかれた立場や環境によっても影響される。という内容である。 理論というほどのこともないが、そう言うらしい。 …

アクティブインタビューの対象者

昨年、「サンプルからスウォームへ」という記事を書いたが、ここで、アクティブインタビューの対象者を考えてみる。 多少の無理は承知で以下のように調査対象者と調査方法論を対応させた。サンプルの時代 野生状態 標本理論による訪問面接調査 モニターの時…

アクティブインタビューのモデレーション

アクティブインタビューのためのモデレーターのポジションは以下のなかで、もちろん4番目である。 ここに至る方法論(道筋)はうまく説明(マニュアル化)できない。 モデレーターの態度 場への関わり 行 動? 完全な観察者 いれこむ 質問モレがない ? 参与…

アクティブインタビュー?

昨日はプリンシパル(クライアント)とエージェント(調査会社=モデレーター)の情報の非対称性を考えた。 二重の非対称性を情報の力関係で解消させてモラルハザードは起きにくいとした。 しかし、ここで、もう少し考えてみよう。まず、「製品や市場に関し…

アクティブインタビュー?

アクティブインタビューを弊社の新しい看板にしようかと考えている。 で、アクティブをモデレーターと対象者の関係で考えて、次にアクティブの要素としてインタビューによるアクティブの惹起と肉体を動かすことによるアクティブの惹起があることに気づいた。…

東京オリンピック

だいぶ熱は冷めたが、東京にオリンピックが再び来るとの大騒ぎ。 7年後、2020年でいいのかな。 現在、幼稚園や小学校1年生の子供は7年後の自分をおもい描けるのだろうか。たぶん、簡単には想像できないはずである。 入学、卒業、就職、結婚、子供ができる…

アクティブインタビューのささやかな工夫

アクティブインタビューは観察者・対象者の関係性を協働作業者に変え、仮説検証を新しい意味生成と変換することであった。 ここでコトバからの印象に引っ張られて、アクティブインタビューの具体化を考えて見る。 大げさに言っているが簡単な工夫である。 ?…

アクティブインタビュー

『アクティブ・インタビュー』せりか書房を本棚からひっぱりだして読み直した。 現在のインタビュー調査に行き詰まりを感じて久しいが、なかなか突破口が開けない。 エスノグラフィー、行動観察、アイトラッキング、ゲーミフィケーション、など中途半端なが…

老いてる犬

我が家の飼い犬はたぶん、18歳を過ぎて19歳目の満年齢をめざしている。妻に近くの駅まで車で送ってもらう朝、ほとんど目が見えない状態の仔犬4匹が、片側1車線の道路を固まって渡っていた。 「どうする?」「帰りもいたら、拾っていく」となり、その日家に…