2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

レパートリーグリッド法は「発展」したか?

レパートリーグリッドはケリーのパーソナルコンストラクト理論に基づいて開発された面接手法である。パーソナルコンストラクト理論は心理学、特に臨床心理のために開発されたものだから、カウンセリングの現場で活用できる。 臨床だからクライアント(患者)…

脳科学的ラダリング解釈

レパートリーグリッドはパーソナルコンストラクトを明らかにする方法で3組比較法を使うので膨大な手間(と費用)がかる。 そこで、評価グリッド法ではコンストラクトを「よい」「好き」「買いたい」などの評価表現に限定して行う。 マーケティング的に考え…

評価グリッド法の実査

レパートリーグリッド法では3個組法が使われるようである。(本格的なレパートリーグリッドの体験はない) 3個組法とは、例えばエレメント(商品でも写真でも)が6つあったとする。 その中から3個を取り出して似ている2個と2個から離れた(似ていない…

パーソナルコンストラクト理論

讃井さんが評価グリッ法を開発するまでは、レパートリーグリッド発展法といわれていました。 発展法をとったレパートリーグリッド法がその元祖になりますが、元祖の基礎理論が1955年(ふるい!)にKellyという心理学者が提唱したパーソナルコンストラク…

すべての消費行動は「反射」である

マーケティングの世界ではよく「最寄品」対「買回り品」、「非熟慮型消費」対「熟慮型消費」に商品や消費行動を2分する。 前者は習慣的なブランド選択が行われ、リサーチしても選択理由はよくわからない場合が多くリサーチャー泣かせである。 後者は商品の…