2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

鳩山、前原の薄ら笑い

民主党も与党になったはいいが、その地位、立場にとまどいがあるように見受けられ、そろそろ批判が集まり始めていますが、もうすこしガマンしてあげてもいいような気がします。そんなこととは関係なく、発足当初から鳩山さんと前原さんの目元と口元が妙な歪…

経済活動の本質とはリスクを冒すことである

ドラッカーの読み直し。「マネジメント エッセンシャル版」p38〜39 戦略計画われわれは、明日行う意志決定について計画を作成しがちである。楽しいかもかもしれないが無益である。意志決定は現在においてしか行えない。戦略計画は未来の意志決定に関わ…

台風一家とDinks

今日も台風一家の秋晴れが続いています。 中学生くらいまでだと思いますが、夏になって南の海で発生し始めた台風は、次々に子供を生んでその18番目から25案目くらいの台風が日本にやってきて、いろいろ暴れて、過ぎ去って秋晴れをもたらす。この秋晴れは…

恥知らずな折衷主義

アメリカ社会学は都市社会学として、都市の成長・発展とその病理についての研究として位置づけられると思う。その都市研究にエスノグラフィーが使われた。ただ、エスノグラフィーだけでなく、普通のアンケート調査、心理テスト、行動観察、インタビュー、二…

「アスペルガー症候群」

幻冬社新書、著者は岡田尊司さんという臨床の精神科医です。 アスペルガー症候群の改善方法として、言語療法において語彙を増やすこと以上に、話題を共有し、交互に双方向の会話をおこなうスキルを高める必要がある。さらに何度は高くなるがユーモアや比喩や…

清貧の思想

バブル崩壊後の不況のなか「清貧の思想」がベストセラーになったのは1995年頃か。その本は読まなかったが、今回の不況でもそういった本が出ているのかもしれない。 不況のただ中にいると「もう、景気は回復しないのでは、日本経済は滅ぶのか」と悲観的に…

中島敦「山月記伝説」の真実

文春文庫の720です。 買うときから止めようかなと思っていた通りおもしろくない内容です。 ヒガミとはわかっていても筆者を含め、一高、東大コースの秀才達の内輪話です。エリート故の複雑微妙な心理はわかりますが、二流、三流の高校・大学を出た身とし…

マーケティングと販売は逆である

ドラッカーの読み直しは「マネジメント」(エッセンシャル版)からです。 最初のひっかかりがこれです。P17なんらかの販売は必要である。と前置きして、「だがマーケティングの理想は、販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは、顧客を…

EVの行方

2年くらい前、転職サイトのインタビューで出会った2人。 その時は理系エリート達の転職がテーマでしたから皆、院卒でした。 一人は富士重工?の研究部門にいてリチウム電池の研究をやっていたが会社が電気自動車の開発から撤退すると言うことで職探しをし…

「脳科学の真実」

創刊された河出ブックス。坂井克之さんという「認知神経科学」という分野を研究されている方の本です。その中でニューロマーケティングへの批判が展開されています。最もこの人は脳科学の安易な使い方全てに疑問を呈しているのでマーケティングだけがやり玉…

山種美術館

恵比寿に移転してきたというので行ってきました。 建物は6階建てでしたが1階と地階が開館しているだけで、展示作品も今回の企画展の速水御舟だけでした。 目当てはパンフレット通りの「炎舞」ですが、ほぼ同じ主題の「粧蛾舞戯」もよかったと思います。前…

「仏教が好き」

河合隼雄と中沢新一の対談集。2003年の出版。 佐々木閑さんの「犀の角たち」を読んでいなければ、中沢新一のトンデモ本的傾向がハナについたかもしれない。量子論とブッダの思想というより行動の関連性などが佐々木さんの本を思い出しながら改めて理解できた…

不老不死

池田清彦さんのPHPサイエンスワールド「寿命はどこまで延ばせるか?」を読んだ。新発見はなかったが、細胞、個体、種レベルでの生と死がよく理解できた。 理解はできても個体の死、ひいては自分の死については悩ましさは変わらない。 少年のころは「夭折…

破壊本能か?

台風18号は人的被害もなく過ぎ去ったようです。 ニューズで大型台風が本土に接近、上陸の可能性ありと聞くとウキウキ、どきどきするのは自分だけでしょうか。このトシになっても「明日、通勤電車が動かなかったらどうしよう?」と考えるだけで楽しくなる。…

耳まで裂けてる

どうでもいいことだし、前々からうすうす気づいていたのだが、最近、駅張りのポスターで確信した、「森泉の笑った口は耳まで裂けている。」 グリコか何かのポスターで3人の女の子のウチの1人が森泉で、ご多分にもれず笑って写っている。遠目に見てつり上が…

「46年目の光」

「視力を取り戻した男の奇跡の人生」とサブタイトルにあるように実話の感動物語ですが視覚(見ること)の意味とシステムについてのおもしろい科学記事として読めます。 主人公は3歳までは健常で、化学薬品の事故で失明します。そして、46歳の時角膜移植に…

集団の雰囲気

長崎の中華街で出会った修学旅行の一団。 皿うどんを食べながら、非常に静かで上品ささえ漂わせているので最初は地元のお嬢さん学校の生徒かと思ったくらいでした。20人くらいが食事中で、そこに他の3、4人の同じ制服の子が入って来ても大声の嬌声もなく…

美しい長崎

福岡出張のついでに38年ぶりに長崎に立ち寄りました。グラバー園から港を見下ろしてきました。神戸は昨年か一昨年、これも出張ついでに六甲山ロープウエイから見下ろしました。函館も昨年、夜の飛行機から見下ろした港の夜景はすばらしかったし、何年か前…