「仏教が好き」

河合隼雄中沢新一の対談集。2003年の出版。
佐々木閑さんの「犀の角たち」を読んでいなければ、中沢新一トンデモ本的傾向がハナについたかもしれない。量子論とブッダの思想というより行動の関連性などが佐々木さんの本を思い出しながら改めて理解できた。(もちろん完全にではない)

ここで妄想。
仏教的マーケティングはありうるか。
・ブッダの教団(サンガ)は理念を持たない
・サンガの維持は逐次裁定の「べからず集」によっていた
・達成すべき目的とか、対抗すべき敵という考えがない
・輪廻転生はない
・饒舌ではない
・名前(ラベル)付けしない。名付けることで安心しない
なんかドラッカーに似ている。まさか!