破壊本能か?

台風18号は人的被害もなく過ぎ去ったようです。
ニューズで大型台風が本土に接近、上陸の可能性ありと聞くとウキウキ、どきどきするのは自分だけでしょうか。このトシになっても「明日、通勤電車が動かなかったらどうしよう?」と考えるだけで楽しくなる。会社休めるのもうれしいし、無理して出かけて電車が止まっていたり、駅で水漏れしたりをくぐり抜けてたどり着いてやるという意欲がわいてくる。
プレゼンや大事な商談が予定されていれば、「台風よ来い!全部流れろ!」だし、何の仕事もなければ会社に着くのがゲームになる。

たぶん、自分の中にある破壊本能のようなものがアドレナリン分泌を刺激するのだろうと思います。風と雨が荒れ狂い、普段はどんよりと立っている庭の木が生き物ののように(木は生きていますが)からだを揺すっているのを見ると世界が生まれ変わる錯覚がおきます。
無駄、危険とわかっていても海や川や用水路の様子を見に行く人の気持ちの中に、この世界が生まれ変ろうとしているような現場に立ちたい欲求があるのではないでしょうか。
地震、カミナリ、火事は、突然起こるので事前のワクワク感はありません。

台風だけが予感できる劇的自然災害でしょう。