2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ひるのいこい

29日土曜日の昼過ぎ、中央高速双葉あたりでNHKFMから非常に懐かしいメロディが流れこれまた懐かしい語りで「昼の憩い」が始まり「こりゃ、なんだ?」と運転の眠気が吹き飛びました。 子供の頃聞いたこの番組は、今週から梨の収穫がはじまったとかの農…

ほったらけ

つい1週間ほど前、西武新宿線に乗って出勤途中、車内放送で若い女性車掌さんが、現在、車内クリーンキャンンペーンとかで「車内で読んだ新聞や飲み終わった缶などは、ホッタラケにしないでお持ち帰り下さい。」とすがすがしい声でしゃべっていた。その時車…

暗黙知、インサイト、エスノグラフィー

石井淳蔵「ビジネス・インサイト」(岩波新書)は、最近、エスノグラフィーについて自分なりに考えてモヤモヤしている状態にある見通しを与えてくれるよい本でした。20年ほど前にポランニーの「暗黙知の次元」を読んである種の感動を得て、10年前くらい…

修善寺CSC

昨日の日曜日、JCRCのレースがありました。 腰痛が治らないのとJCRCはレベルが高すぎてついていけないのでEクラスで参戦した息子のオブザーバーで参加しました。 修善寺は天気がよく日差しが強いのに空気が乾燥していたせいか快適なコンディション…

暗黙知と棲みこむ力

昔の上司は「アメ玉ひとつ売った経験もない学者先生に経営のことがわかる訳がない。」とよく学者さんをののしっていました。「はぁ、そんなもんだろうな。」と漠然と同意していたのですが石井淳蔵先生の「ビジネス・インサイト」の序章に「なるほど」と思わ…

システム

つい先日の日経本誌に載っていたマグネシウムでヴァイオリンを作るという匠のワザ。この会社は新幹線の先頭部分をハンマーでたたき出す技術で有名らしい。工業化の最先端で人間の感覚が機械よりも精度が高い仕事する。 この匠による日本のモノ作りがこの不況…

暗い選挙

民主党政権誕生の前提は変わっていないようですが、財源問題に薄々気付き始めた様子もうかがえる今日このごろ、財務省が「国の借金」が6月末で860兆2557億円になったと発表しました。これをどうするかは自民も民主も一切言及しない。「借りた金は返…

帰省ラッシュ

奥さんの母親の実家に帰った息子夫婦は昨日青森を発って今朝10時くらい東京に着いたということで青い顔をしていた。確かに1500円で青森から来れるなら新幹線よりもクルマを選ぶことになろう。ふと、この帰省ラッシュという現象はいつまで続くのだろう…

215日ぶり

今年の元旦、ツインリンクもてぎの100キロマラソンをかろうじて完走して以来、約215日にたった昨日、10キロほど走ってみた。いきなり坂は怖いので田んぼの中の平坦コース。自転車にはやさしくない日本の道路だが、田んぼの中まできれいに舗装されて…

先住民(未開人)が人類学者になる

「パロール・ドネ」レヴィ・ストロースp199これらバロック的著作と、古典主義的著作の根本的な差違は、書物の中で先住民の演じる役割にあり、それ以上のものでも以下のものでもない。じっさい、ボアズの記念碑的な著作「ツィムシアン神話学」もバルボー…

異常気象

最近、マスコミはこの表現を使わなくなってきている気がします。異常、異常と3回体験すればそれが正常になってしまうのでしょうか。といっても真夏の東京に雪が降るわけでもないし、地球にとってはごく普通の循環なのでしょう。 今、台風9号が近づいていま…

いれこむ、入りこむ、踏みこむ、棲みこむ

リサーチャーとして、インタビュアーとして対象(人間だったりそのときのテーマだったり)に対峙するときの態度をいろいろ考えてきました。対象に「いれこむ」のは初期の段階です。(いわば素人) いいインタビューをしようと「入れ込み」が激しく、対象にス…

日本人の脳に主語はいらない

日本語衰退論、日本語固有論とも違う脳科学からの言語と思考の話。最近読んだ「ミラーニューロンの発見」と連動させてみると大きな理解が得られる。ヒトはイメージするときに体を動かしているという発見は具体的にはミラーニューロンが発火することであろう…

民主、公約不履行のすすめ

これも日経ビジネスの記事。竹中平蔵さんがこのタイトルで民主党を皮肉っています。(ご本人は皮肉のつもりではないでしょうが)世の中、政権交代が前提で話が進んでいますが、マニフェスト比較などではどちらが交替させられる政党なのかわからないくらい民…

ネコレ(nekore)

日経ビジネスで始めて知りました。クロネコヤマトの買い物代行サービス。 雑誌でみた商品をネコレにメールするとスタッフが探し回ってくれて届けてくれるサービス。商品は100円の髪留から100万円のエルメスバッグまで雑誌に載った物なら何でもOKらし…