帰省ラッシュ

奥さんの母親の実家に帰った息子夫婦は昨日青森を発って今朝10時くらい東京に着いたということで青い顔をしていた。確かに1500円で青森から来れるなら新幹線よりもクルマを選ぶことになろう。

ふと、この帰省ラッシュという現象はいつまで続くのだろうと考えた。
息子夫婦も母親が亡くなれば青森への帰省の意欲を衰えるし、迎える方にも違和感のようなものが大きくなるだろう。自分の奥さんの実家も義理の父親が亡くなってからは吸引力は格段に下がった気がする。叔父叔母、いとこの関係ではお盆だからといって必ず帰省するだろうか?先祖の霊と言っても生きて血のつがった人が少なくなったふるさとは帰るべき場所なのかどうか疑問です。

たぶん、段階ジュニアの子供達の代になればお盆の帰省ラッシュも昔話になっているかもしれません。大都会と地方都市に人口集中し、観光価値のある田舎だけに人が住む。その間は広大な無人地帯という日本になるかもしれません。