2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

女性原理(母性原理)が支配するマーケティング

今、ポスト平成のマーケティングをテーマにして少数人数で研究し始めている。とりあえず、平成時代のマーケティングの特徴を検討している。平成時代は、戦後高度成長のピークとしてのバブルの崩壊直前に始まっている。平成元年には三菱地所がNYのロックフェ…

「定性調査はマーケティングのAIになる」少数の法則をみがけ

少数の法則については、過去こんなことを書いている。 http://blog.hatena.ne.jp/auraebisu/auraebisu.hatenablog.com/edit?entry=8599973812277794522 我々はカーネマン・トベルスキーが言う通りシステム1で判断し、意思決定している。さらに物事に因果関係…

ニーズ探索から商品企画

新サービスを企画する時、なにか新しい技術やシステムがない限り、生活者のニーズ探索から作業は始まる。「今、この分野であなたが欲しいものは何ですか?」という調査はさすがにしない。現在は満たされていると思われる生活の中の気づかない不満、不足、不…

FGIのバンドワゴン効果

バンドワゴン効果を集団の同調圧力と解釈する前提(池谷裕二さん)で話を進める。醤油ラーメンを食べようと思ってラーメン屋に入ったら、その店は塩ラーメンが有名らしく。周囲を見てもみんな塩ラーメンを注文して美味しそうに食べている状況で、当初の予定…

リエゾン効果

医者のインタビューは1on1が多い。一般消費者と同じで表現力と人柄でインタビューの成功・失敗が決まる。モデレーションの技術はさておいて、すぐにデッドロックに乗り上げてしまう医者がいる。明らかに通り一遍、うわべだけの反応で、こちらの意図をわざと…

リエゾンインタビュー

1on1インタビューは対象者とモデレーターが1対1で対面する。対象者の行動・意識・感覚・感情の深い部分まで探れる優れた方法論である。これをもっと活用する方法を提案する。きっかけは、企業があるシステムを導入するにあたっての採用・不採用の基準は何か…

楽観マーケターと悲観リサーチャーの統合

前々から思っていたというか、業界の常識らしいが「マーケターは楽観主義者、リサーチャーは悲観主義者」というのがある。楽観的な人間がマーケターをめざし、悲観主義者がリサーチャーになりたがるのか、マーケティングをやっていると楽観的になり、リサー…