眠られぬ夜

大事な試験、負けそうな試合、(自分にとっては)大きな借金、2ヶ月間受注ゼロ、脊柱管の手術をするかどうか、どれも眠られない夜になりそうでしたが、「おやすみ3秒」の寝つきで不眠の体験はほとんどありません。
ただ、飼い犬が朝4時に散歩だとほえることもあり、夜中や明け方に目が覚めることはしばしば。

若い頃は、そんな時、ビールを飲み直せばすぐに眠れたのが、それをやると下痢になるようになり、それなら仕事と机に向かう意欲もいつか衰え、テレビををしばらく見て寝直すことが多くなりました。
いずれにしろ、夜中に目が覚めた時は、フトンのなかでモンモンとしないで起き出すのが最も効果的だったのです。

それが歳のせいか、起きるのがめんどうになりました。
そうかといって「ラジオ深夜便」はまだまだ、ということで最近は携帯でニュースを見たり、ブログをチェックしたりしています。
しかし、これは二度寝導入の効果は薄いようです。

昔、夜中に目覚めて、見ていた映画「君がいた夏」(ジョディフォスター)がよくて、翌日会った人に話したら同じ映画を見ていた(カレは若いので徹夜だったらしい)という不思議な体験がありますが、明け方の携帯サイトにはそういった情緒は期待できそうもありません。