マクドナルド低迷の原因は「見えてしまっている」こと
1月7日に2回目のハロウィンインタビューの実験をおこなった。
今回はDayByDayインタビューの試みも兼ねて、12月4日のセミナーのFGIに呼んだ同じ対象者に同じテーマで呼んだ。
幸い5人とも参加してもらった。
テーマま前回12月4日と同じ「マクドナルド低迷の原因を消費者サイドから探る」とした。
ところが、インタビュー当日の7日から、マック製品への異物混入が大きな話題になってしまった。
インタビューそのものへの影響はほとんどなかったと考えられるので、今回の「騒動」とは別に低迷の原因を消費者サイドから探ったことになる。
結論は、
・トップの意思・戦略と現場のオペレーションの齟齬が消費者に見えてしまっている
・これまた、マーケティング戦略の「底」が消費者に気づかれてしまっている
の2点がマック低迷の原因であろう。
消費者(対象者)の印象(発言)で、
・ マニュアル通りの(過剰に)元気な挨拶がない。いらっしゃいませ!、ありがとうございます!の声が小さい
・ 店が静かになった。 → ワイワイ騒がしいのがマック。だから、気兼ねなく子供連れで行ける。
・ 店員の動きもスムースさがない。(外国人の店員がいるようになった)
・ ダメな新メニューを乱発し、そのくせ、「いいかな?」と思った新メニューがスグに消える
・ 露骨な経費削減(メニュー廃止、水を出さない)を行い、これもスグに元に戻したりする
などが、上記2点の結論を裏付けていると考える。
2011年5月に実施したアウラセミナーでのマックのイメージ『元気な友達がどんどんわいてくる』から、相当はなれてしまったのである。
今回もハロウィンインタビューのやり方を採用した。
さらにDayByDayインタビューを加えたが、その成果は別に書く。