谷川俊太郎

多くの人が言うように日本で唯一の詩人である俊太郎さんを久々に読む。
文庫本も合わせれば3冊ぐらい同じ本を持っている。タイトルが「ひとり暮らし」
ひとりが好きなのに結婚なんかするから何回も離婚することになってしまった。
(とは、本人は思っていない)
法政大学の総長までになった父上、谷川徹三さん。
当時、法政の建築科の教授だったひとの娘だった京子ちゃん。(奥沢の屋敷はでかかった!)

で、俊太郎さん。

はなをこえ
くもをこえ
そらをこえ
わたしはいつまでものぼってゆける


1日は夕焼けだけで成り立っているんじゃないから
その前でたちつくすだけではいきていけないのだから
それがどんなに美しかろうとも

前半が18歳の時、後半が60歳過ぎの作品。(の一部)
なんとも、そのまんま、歳とった。
やっぱり、生まれてから死ぬまで詩人であり続ける稀有なひと。