ソマティックマーカー仮説とマーケティング

状況:推論と決断を迫られている。例えば、昼休み弁当(昼飯)買いにCVSに入った。

マーケティング的な消費者行動予測:費用/便益分析を行い(推論)、最適な弁当を買う(決断)

ソマティックマーカー仮説:上記の推論の前に人は「ある直感的な感情」を体験する。(ただし、意識していない)例えば弁当Aを見ただけで不快な感情を持つ。この感情は「体に関するもの(ソマティック)」で「あるイメージ(好悪どちらでも)をマーク」する。

ソマティックマーカーはどう働くか:ネガティブなソマティックマーカーは「警報(その選択は危険をもたらす)」となり、ポジティブなソマティックマーカーは「誘引(それを買え)」となる。

こういった解釈でよいのか心もとないがインタビューでよく出会うコトバ「ただ、なんとなく。。。」はまさにソマティックマーカーを表現しているのかも知れない。
では、どのような要因でソマティックマーカーが生じるのかを追求しないとマーケティング上は意味がない。