日曜日の夜の個性的な人々

グループインタビューの経験から出てきた自分だけの「伝説」。
日曜日の午後3時以降から始まるグループインタビューはほぼ必ず、他の時間帯のグループインタビューと「違う」印象になる。
まず、独特な雰囲気を持つ個性的な対象者が集まることが多い。
以下、偏見をいくつか並べると
・男子学生は、政治家や起業をめざすなど将来の希望をはっきりと宣言する子が多い。
・女子学生は体型的に「おばさん」と「痩せすぎ」が多い。
・OLでは副業を持つ人が多い。
・サラリーマンは金融・不動産系で職種では人事・総務系が多い。
・美人・美男子でもどこかに大きな「破綻」を抱えた(予想させる)美しさである。
などである。
消費者としては、
・理屈っぽい
・インタビュー中に態度変容が少ない
・「そこが?」というようなところに強いこだわりを持っている
という傾向がある。
インタビュー後のデブリーフィングでも「対象者ネタ」で盛り上がることが多い。

この傾向に対して、
明日は学校、会社(仕事)と思って「サザエさん症候群」が発症する時間帯に2時間ものグループインタビューに「ふつうの人」は出たがらない。
それを乗り越えるには強い「意志の力」が必要。
だから、それぞれ個性的な人が集まる。
のではないかという仮説を持っている。

土日で6グループこなせるのは効率的だが、日曜の夜は避けた方がよろしいかと昔から思っている。