スピードはスリル

昨日の日経夕刊だったと思うが、スピード違反を主要因とする死亡事故が1990年比で9割(確か?)近くも減ったとあった。
その前々日のNHKスペシャルではスキーの滑降選手を取り上げていた。(全部は見ていない)
日経夕刊のコメントは、草食系の若者、ストレスをスピードというスリルで発散する必要がなくなった、というような内容だった。
スキーの滑降の方は、スピードに挑戦するために脳内の回路を変えてしまう、というスリルとかとは関係ない話だった。ほんとうに最近の若者はクルマに乗ってスピードを出さないのか。データの取り方に問題はあるかもしれないが、これを事実としてその理由を考え(デッチあげ)てみた。

・クルマメーカーが「最高スピード」を訴求しなくなって、クルマとスピードが結び付かなくなった。
・ゲーセンのグランツーリスモの方がスリリングに感じてしまう。
・スピードを出すと自己の確率が高くなり、事故の規模(ダメージ)も大きくなると認識した。
アイルトン・セナが死んだ。
・高速道路の普及でスピード出すときは高速に乗るようになった。
・スピードを出しても助手席の女の子がキャーキャー言わなくなった。
・いつも燃費を気にしてる。
・スピード出すとコワイ。
・オートマチックはスピード感が感じられない。
・免許取った時から不況続き。
・スピードはスリルでも快感でもなくなった。

などつまらない理由しか出てこない。
あのデータが事実なら、もっと考えてみる必要がありそうだ。