イメージの喪失

ブランドイメージについて考えていてふと思ったのが、イメージは死語ではないかということである。コトバ的にはイメージの反対語は事実とか現実になるのだろうが、今の世の中ウソも含めて事実と現実であふれかえっていて、のんびりとイメージを思い浮かべることもなくなったきたのでは。大金持ちも有名女優もイメージではなく事実・現実を隠すことなくさらしてしまう。有名企業も「先進の」とかのイメージ広告ではなく、こういった商品、サービスといった事実を訴えている。ソニーやホンダがもっていたイメージはパナソニックトヨタとはあきらかに違う輝きがあった。今はそれをあまり感じない。

神秘性、神話性への強い共感がなくなって来ている印象(印象もイメージだが)これもWebのせいか。AIはイメージ形成される前に消えてしまいそう。