カスタマージャーニーからユーザージャーニーへ

カスタマージャーニー(マップ)を描く目的は、

①隠れた(意識していない)タッチポイントの発見

②タッチポイントごとの接触情報と接触媒体の特定

③タッチポイントでの態度変容

④購入に至る意欲の高まりの軌跡

だと思う。

AIDMAが1本の直線で描かれる消費行動プロセスに対して複線的に描く。

何となくニューラルネットワークに似ている(全然違う!)気がする。

商品・サービスの購入プロセス分析、ブランディング分析に使える。

カスタマージャーニーからユーザージャーニーへの発展を考えている。

購入から使用(消費)までにタイムラグがあるモノは使う場面を刺激することで

次の購入が促され、ジャンル全体の消費量(売上)が伸びる。

購入者(カスタマー)が使用者(ユーザー)になるプロセスのジャーニーマップを

描くことはマーケティング上有効であろう。

家電製品やAV機器などには不向きな分析だが、リピート購入が重要な最寄り品に

有効であろう。

方法論は、カスタマージャーニーと同じでよいのか。

タッチポイントの抽出は使用者の無意識の領域に踏み込む必要があるかも知れない。