モデレーターの口紅の色は赤

『ココロの盲点』からのネタもらいシリーズ第9弾。今回は「色彩心理効果」です。いろいろな色の服を女性の写真を見せたところ、赤い服が一番魅力的とされた事例をあげ、その理由として赤は血の色で、赤いと言うことは毛細血管に血液が広がっていて生き生きした印象になるからと説明されています。青い光で犯罪や自殺が減るとの例もあげられていますが青の理由は書かれていません。

FGIで色彩が問題になるのは、パッケージの基調色やロゴの色です。結果分析が非常に難しいテーマです。大昔はありえないと言われた黒基調の飲食品パッケージではスーパードライが有名ですが、スーパードライ以前から黒基調は飲食品でも受け入れられていました。黒(と銀色の組み合わせ)は機能的、メタリック、都会的な印象につながります。そうはいっても飲食品で消費者の好みが集中するのは赤を筆頭に暖色系です。

あと女性モデレーターは口紅を赤にしたほうが男性グループでは、早く和む傾向があります。(きちんとテストしていません)ただ、口紅よりも顔色の影響が大きいかもしれません。二日酔いの青白い顔のモデレーターより、少し赤みの差した血色のよいモデレーターの方が話やすく感じます。特に子供相手のインタビューでは影響が大きいようです。