一般生活者のWebの使い方

グループインタビューに協力してくれる人たちだから代表性はないが、Webの使い方で気づいたことを列挙しておこうと思う。

?PCからスマホへの大きな流れ。
  その昔も引っ越ししたりでPCのネット接続をやろうとしても面倒でガラケーのネット接続でも日常生活のネット
ならば十分としてPCを放置してしまったり、大画面で検索、写真を見たい、注文したい時だけPCを使うという
若者、女性はいた。
  それが、最近はネットデビューがいきなりスマホという人が多くなってきている。
  我々の想像以上にキーボードや画面を見ない仕事の人は多いのである。
?ブックマーク機能が使われなくなった。
  ポータルの検索窓にキーワードを毎回タイプして目的のサイトに入るという行動が目立つ。
  訪問頻度の高いサイトでもそうする。
  ブックマークは面倒、ブックマークの中から探すのが面相、などという。
  ポータルの検索精度がよくなって、目的のサイトにいっぱつで行けるようになった。
?自分が今、どこのサイトにいるかということが分からなくなっている。
  旅行の検索をしていて、自分が楽天トラベル、じゃらん、ホテルのHPにいるのかわからなくなっていてそのこと
  が特に問題ではなくなっている。
  サイトを意識するのは、注文時やポイントを機にしたときだけである。
?画面スクロールはしない人が多い
  提示された画面で完結していると思っている。
  そこで必要な情報がないと次画面、他画面に飛んでしまう。
  コンテンツに誘導されない限りスクロールはしない。
  スクロールをしても長いとそこから逃げる。
?文章は読まないのが基本
  ブログなど文章目的以外のサイトでは3行以上、14(?)ポイント以下の文字の連続は読まない。
?SEO大佐うは知っている。
  上位のサイトは「ムダ金を払っている」から商品価格に跳ね返るので忌避。お金を払えるくらい大き
  なところだから安心と相反する態度が見られる。
?広告はよほど興味関心、その時の状況にフィットしていないとクリックしない。
  基本はウルサイ、無駄と考えている。