ツール・ド・草津

17日に脊柱管狭窄症いらい3年ぶりのヒルクライムレースに参加してきた。
ツール草津は初めてだし、前日は新潟で仕事をして前夜10時頃に草津に入るというスケジュールで、正直、完走できるかどうか自信はなかった。
高崎から長野原草津口までの電車から見えるのはポツンポツンとした明かりだけでなんとなく寂しくなったが、隣の車両に輪行のお兄さんを見つけてからは少し元気になってきた。

宿は草津の狭い路地をクネクネ曲がった先にあって地図上の位置が今でもよくわからない。
翌朝、出かけるときに湯畑のすぐ近くなのに驚いた。
ウォシュレットもない協同トイレの宿だが温泉はさすが草津という感じでかけ流しで最高であった。朝飯もよかった。夕飯はコンビニで買ったつまみとビールだけという貧しいもので明日の活力はでそうになかった。

翌朝は快晴無風。
ツール草津のよいところはスタートが10時ということと、それに関連するが使用する道路が24時間通行止めになるということかもしれない。
他のレースは朝8時半頃スタートで10時には下山、そのときは一般車両がコース内に入って来るというパターンが多く下りの走行が楽しめない。
草津町長の挨拶は元気よく手短に震災のことで開催かどうか迷ったが、決行した。コースの除雪ができない(建設省の横槍?)のを町で除雪し、開催にこぎつけた。
被災した県からの参加者も十数人いて、町の人たちの大会に対する意気込みが感じられた。

レーススタート後はペダリングが軽いのに驚いた。
ローラー回しとペダリングのコツを教え込まれたのが効いたのだろう。
でも無理せずマイペース、完走をめざした。
殺生コースゴールから先は傾斜が楽になるといわれていたが、全然そんな印象はなかった。
最後はいちおうスパートしてみせて無事ゴールイン。
時間は1時間26分、クラストップから40分47秒遅れ、平均速度9.0であった。

あと、これで腰痛がぶりかえさなければまた、どこかのヒルクライムに出よう。

ゴール地点には雪の壁<P1000352.jpg