エスノグラフィックインタビュー再び

10月27日のTwittcherの会で佐々木さんの講演を聞いた。
佐々木さんはプロダクトデザインの開発にリサーチ、特にエスノグラフィックなリサーチを組み込んでクライアントに提案し、多数の実績を積み上げて来られたようだ。(ご本人はあまり自慢話らしきことは言わない人柄らしいが)
示唆にとんだ講演内容で、早速、自分のクライアントへの提案書にアイディアを借用させていただいた。

自分なりに印象に残ったことは、
?エスノグラフィックリサーチは開発者本人(デザイナーさんなど)がやってこそ価値がある。
?観察し、質問し、実際に動いてみる(もらう)ことから「発見」するプロセスがエスノである。
?対象と信頼関係を作ることが前提である。(冷たい観察者だけではダメ)
?従って、リクルーティングからエスノグラフィックに行う。(ネットを使っても最後は会話してから)
などである。

自分の理解からは「エスノグラファー」という職業は成立しないと思う。
欧米の企業には多くのエスノグラファーがいると言うことだが?の条件はどのように満たしているのだろうか。
質問すればよかった。

自分としては終わっていたエスノグラフィーに関して問合せがポツポツある。
何か新商品を企画しよう。