美しい長崎

福岡出張のついでに38年ぶりに長崎に立ち寄りました。グラバー園から港を見下ろしてきました。神戸は昨年か一昨年、これも出張ついでに六甲山ロープウエイから見下ろしました。函館も昨年、夜の飛行機から見下ろした港の夜景はすばらしかったし、何年か前は函館山からみおろしたことがあります。横浜だけは何回も行っているのに見下ろした記憶がありません。

長崎の美しさは湾の狭さ、小ささと平地の少なさによると今回気づきました。平地というものがほとんど無く海岸沿いの道路からいきなり坂・斜面が始まっている。しかもどの面も急峻でその急峻な斜面に日本離れした家々が頂上までびっしり詰まった斜面があるかと思うと半分以上からは緑に覆われた斜面もある。
湾が小さいのでどの斜面も遠景にならず手が届くところにある。
全国の海岸全部を見たわけではありませんが、長崎が最も美しい港町であると結論した旅でした。

記憶では長崎には三菱造船所の大きなドックはよく見えますがガントリークレーンがなかったかと。
このガントリークレーンがあると港ではなく港湾になる気がします。
漁船だけの港は文字通り漁港。
考えていけば行くほど港町と呼べるのは長崎だけになります。