暗い選挙

民主党政権誕生の前提は変わっていないようですが、財源問題に薄々気付き始めた様子もうかがえる今日このごろ、財務省が「国の借金」が6月末で860兆2557億円になったと発表しました。これをどうするかは自民も民主も一切言及しない。「借りた金は返さん!」という訳にもいかんだろうに。会社経営者だったら「夜逃げ」寸前である。

小泉・竹中改革で少しはいい方向に向い始めたかと思ったのもつかの間でした。
この借金の金額が日本を、今回の選挙を、暗くしています。(自分だけか?)

「消去法で選択されたコンセプトは受容されたことにはならない。」とグループインタビューのデブリーフィングで叫んでいるような気分です。
消去法でしか選べないようなコンセプトしか作れない「アナタ」が悪いのであって対象者(選挙民)は悪くないのです。
とも言い切れない現状が一層クライ。

民主党政権奪取2年後(1年後)政権を投げ出す。あるいは竹中さんの言うように公約破棄ってことになるような気もします。