仲間

この年齢(アラ還というらしい)での訃報にはいろいろと考えさせられものが多くなる。ある仕事で一緒になった人が亡くなった。自分より早く独立して1人でやっていた。あるプロジェクトの助っ人という同じ立場で何回かいっしょになって言葉をかわし、「なんとなく同じにおい」を感じながら、一応競合関係にもあるしとういうことで「今度、ゆっくり飲みましょう。」もほんとに外交辞令のまま終わってしまった。

会っただけで昔からの友達のような出会いはめっきり減ってきたのに、もっと話しをしておけばよかった、もっと一緒に飲みたかったという仲間がポツリポツリと死んでいく。

カレとは、深く話したことも、心おきなく飲んだことも一度もなかったが同じような悔恨の情がわく。