なつかしい詩

       玩具
掌にのこったまるい物
乳房のまんまの
まるい温度
それからここにもうひとつ
これはたしかに僕の物です と
あの肌に
捺した
指紋

これも山之口獏さんの詩です。
こういった叙情性が神田川に流れ、今はどこに行ったのでしょう。
これがいいとは言いませんが、いまの若い人のエロティシズムはどうなっているのでしょう。
こんな詩が生きられる世界でしょうか。

民主党は鳩山さんを選んで、これで日本はまた10年遅れかもしれません。
小沢さん、ほんとに故郷、水沢に帰ってください。