ケータイが変えた生活

明日のアウラセミナーの準備。

携帯電話によって生活者の生活がどう変わったかがテーマですが、最近聞いた話で思わずうなったこと。
「学校卒業しても人間関係が切れない、だから新しい人間関係も作りづらい。」
卒業して、それぞれ進路が違えば会えなくなるし、手紙を書くのは億劫だし、家に電話するのも気が引ける、ましてや相手の職場へは電話できないと言うことで、卒業式では「永遠・不滅の友情や愛情」誓っても自然と疎遠になるのが従来でした。
それが、ケータイメールなら気兼ねなくいつでもどこでも都合確認と約束ができるということで、美しく哀しい別れが成立せず、従って、久々の再会の感動もなく、だらだらと人間関係が続いてしまうという話しでした。

それはさておき、ケータイによる生活の変化を羅列してみます。(ビジネスは除く)
 ・子供(奥さん)の長電話が迷惑でなくなった。
  昔は、子供が電話を占領していたため、ダンナが奥さんの出迎え車を呼ぶのに駅で1時間も待た  されたというような話しはたくさんあった。
 ・会話がヘタになった?
  タモリも言っていましたが、仲間数人が携帯を見つめていてほとんど会話ゼロで昼飯を食う不思議  な行動。(1回だけ、飲み屋で会話しない携帯族を見かけました。)
 ・約束がアバウトになった。近づいたら携帯で連絡
 ・電車で新聞雑誌・本を読まなくなった。
 ・オークションや株価がいつも気になる。
 ・家庭、駅から伝言板がなくなった。(駅の伝言板はおもしろかったが)
 ・システム手帳を使わなくなった
 ・都内の路線図を覚えなくなった。
まだまだあるでしょうが、こういった変化の可能性を明日のセミナーで探りたいと思います。